木津川市相楽台にある、さがなかの歯医者さんやまもとでは、患者様の天然歯を守り、お悩みに真摯に向き合うことを大切にしています。当院は、患者様が安心して通院でき、気軽に質問や相談ができる「ウェルカムな雰囲気」を目指しております。些細なことでも、どんなことでもお気軽にご相談ください。噛み合わせは、単に歯並びの問題だけではありません。実は全身の健康に大きく影響する重要な要素なのです。今回は、噛み合わせが悪いことで起こりうるリスクについてくわしく解説します。
詰め物・被せ物への影響
噛み合わせが悪いと、歯に均等に力がかからず、特定の部分に負担が集中してしまいます。その部分に詰め物や被せ物があると、過度な負担によって劣化や脱落のリスクが高まります。さらに、土台となっている歯の根にもダメージが蓄積され、最悪の場合、歯を失うことにもつながりかねません。
顎関節への影響
噛み合わせの悪さは顎関節症の原因となることがあります。口の開け閉めの際の違和感や音、開口制限などの症状が現れることがあります。特に女性に多く見られ、歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は要注意です。
全身への影響
噛み合わせの問題は、実は全身に影響を及ぼします。左右のバランスが崩れることで、次のような症状が現れることがあります。
・頭痛
・肩こり
・めまい
・腰痛
これらの症状は、一見すると歯との関連性が分かりにくいものですが、実は噛み合わせが原因となっていることも少なくありません。
心身への影響
噛み合わせの悪さは、知らず知らずのうちにストレスとなっていることがあります。うまく噛めないことでのストレスや、体のバランスの崩れによる疲労感が蓄積され、さまざまな不定愁訴の原因となることがあります。
不定愁訴とは
不定愁訴とは、身体の状態について「何となく体調が悪い」という感覚やさまざまな自覚症状があるにもかかわらず、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指します。代表的な症状としては次のとおりです。
・頭が重い
・目の奥が痛い
・疲れが取れない
・よく眠れない
・だるさが続く
子どもの噛み合わせについて
子どもの場合、噛み合わせの問題は成長に大きく影響します。早期発見・早期対応が重要で、以下のような点に注意が必要です
生活習慣の影響
指しゃぶりやおしゃぶりの長期使用、口呼吸などの習慣は、噛み合わせに悪影響を与える可能性があります。
遺伝的要因
顎の形や歯並びには遺伝的要因も関係しますが、早期に対応することで改善できる可能性があります。
予防の重要性
噛み合わせの問題は、些細な習慣から始まることが多いものです。特に子どもの場合、親が日常的に注意を払うことで、多くの問題を予防することができます。
正しい噛み合わせは、健康な体づくりの第一歩です
噛み合わせの問題は、見過ごしがちですが、実は全身の健康に大きく関わる重要な要素です。歯の問題だけでなく、頭痛や肩こり、さらには心身のストレスまで、さまざまな不調の原因となる可能性があります。
「些細な違和感も見逃さない」これが噛み合わせ対策の重要なポイントです。
特に成長期のお子様の場合、早めの対応で多くの問題を予防できます。さがなかの歯医者さんやまもとでは、お子様から大人まで、それぞれの年齢や状況に応じた適切なアドバイスと治療をご提供し、皆様の健康的な生活をサポートいたします。
ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。