歯科コラム

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インプラント治療の方法

2023.08.22

インプラントを使用した治療にはさまざまな種類があることをご存知でしょうか?
ご自身のおくちの状態に合ったインプラント治療を選べるように、インプラント治療の方法についてお話しします。

・インプラント治療とは
インプラント治療とは、歯を失った部分の骨の中に、人工の歯の根っこを埋め込む治療法です。
インプラント治療のメリットは、天然の歯と同じような感覚でしっかり噛めるということや、見た目の美しさ、そしてなにより残っている他の歯への負担が少ない治療法である、ということなどが挙げられます。
メリットが多い治療ではありますが、治療が高額になりやすい、外科手術の必要性がある、治療期間がかかるなどデメリットもありますので、しっかりと歯科医院で相談をして、納得したうえで治療をおこなうようにしましょう。

・インプラント治療の種類
インプラントは、インプラント体とよばれる人工の歯の根っこに対して被せ物をすることで、失った歯を補う治療法です。
被せ物の種類によって、さまざまな治療が可能になります。
4種類のインプラントの被せ物の種類について、詳しくみていきましょう。

①単冠(単体の被せ物)
単冠のインプラント治療は、失った歯が少ない場合に有効な治療法です。
ひとつのインプラント体に対してひとつの被せ物をする、もっともポピュラーな治療になります。
②ブリッジ(繋がった被せ物)
3本以上連続して歯を失っているところをインプラントで補う場合、ブリッジといって橋をかけるように被せ物を入れる方法があります。
すべての歯をインプラントにするよりも、費用を抑えられることがメリットといえます。
原則として、天然の歯とインプラントを土台にして繋げることはできないので、少なくとも2本のインプラント体を埋め込み、繋がった被せ物をいれるかたちになります。
③オールオン4(全ての歯を4ヵ所で固定)
オールオン4とは、前歯から奥歯まで一体になった被せ物を、4本のインプラント体で支える治療法です。
4本のインプラント体で、12本の歯を支えられるように作られています。
すべての歯をインプラントにするよりも費用を抑えられ、骨の薄い部分があってもインプラント治療できる可能性が高くなるのがメリットです。
もしも歯が数本残っている人がオールオン4を検討する場合、残っている歯を抜歯する必要があるため、抜歯が最善の治療法なのか、歯科医師と十分な話し合いをするようにしましょう。
④インプラントオーバーデンチャー(インプラントに入れ歯を固定)
インプラントオーバーデンチャーは、埋め込まれたインプラントに入れ歯を固定する治療法です。
一般的な入れ歯との大きな違いとして、インプラントに固定されることで、食事中や会話の途中でズレたり外れたりする心配がありません。
インプラントを数本埋め込むだけですので、オールオン4と似た治療法に見えますが、オールオン4は固定式の被せ物であるのに対し、オーバーデンチャーは入れ歯を取り外して清掃する必要があります。
清掃のしやすさなどから、清掃の苦手な方にはインプラントオーバーデンチャーをおすすめすることもあります。

・まずはしっかりとした相談を!
インプラント治療は高額になりやすいですし、外科処置も必要なため、お手軽な治療法とは言えません。
しかしメリットも多く、インプラントをきっかけに生活の質があがることもあります。
どのような治療が最適なのかは一人ひとりの状況によって異なりますし、歯科医院で相談することで別の方針がみつかることも考えられます。
インプラント治療でお悩みの方は、お気軽に当院にご相談ください。

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