歯科医師を目指した
理由は？INTERVIEW 01

父が歯科医師だったことが大きいです。18歳になって進路を決める時に、兄も歯科医師を目指しているという状況で、「一度、父の仕事を見てみよう」と思い、見学に行ったのがきっかけです。もちろん、その前から父のクリニックに出入りしていたのですが、18歳の時に見学へ行き、あらためて歯科医師として働く背中を見て感銘を受けました。

どんなところに感銘を
受けたのですか？INTERVIEW 02

患者様への接し方です。とても優しく接していて、「患者様のためを思って、仕事をしているのだろうな」ということが伝わってきました。そうした父の患者様への接し方は、今の自分の診療スタイルにも影響していて、「患者様に喜んでもらう」「安心・納得・満足してお帰りいただく」ということをとても大切にしています。

現在の場所で開業した
経緯は？INTERVIEW 03

大学卒業後、東京や神奈川で勤務していたのですが、いつかは地元に帰りたいと思っていたので、元々父がオーナーとして歯科クリニックを経営していた場所を引き継いで、2022年に“さがなかの歯医者さん やまもと”を開業しました。
開業に際してフルリフォームし、現在、診療スペースは1階だけですが、今後は2階にも拡張しようと思っています。

クリニックのコンセプトを
教えてくださいINTERVIEW 04

“歯を残すこと”と“話をすること”です。これが当院が一番大切にしていることです。
“歯を残すこと”は当院の治療の基本で、どんな質の良い治療でも天然歯に勝るものはありませんので、できる限り歯を残せるように努めています。“話をすること”については、私自身が流れ作業のように診療するのが好きではないので、患者様が何でも気軽に質問できる雰囲気を大切にしています。よく患者様も「こんなに話を聞いてくれる歯医者は初めて」とおっしゃっています。

普段の診療の雰囲気を
教えてくださいINTERVIEW 05

患者様との会話だけで、診療が終わることもあるくらいで（笑）。やはり患者様とゆっくり話をしないと、その方がどんな治療を求められているのか、保険診療がいいのか、自費診療がいいのか、そういうことはわかりません。患者様のパーソナルな部分も知れますし、“患者様とのコミュニケーション”は必要不可欠なものです。

院長のこだわりの治療は？INTERVIEW 06

すべての治療にこだわりを持っていますが、あえて1つ挙げるなら“セラミック治療”です。セラミック治療を大事にしているのは、見た目の美しさもそうですが、何よりも虫歯予防に繋がるからです。保険診療で使用される銀歯だと、5年くらいで虫歯が再発して、また歯を削らなくてはいけなくなりがちです。
削れば削るほど歯はなくなっていきますので、大切な天然歯を守るには再治療を防ぐことが重要です。そのためにはセラミック治療が最適で、つまり“歯を削らないため”にセラミック治療にこだわっているのです。

患者様にお伝えしたい
ことは？INTERVIEW 07

どんな些細なことでもかまいませんので、何でも気軽にご相談ください。「気になっていることが聞けない」「質問してもいいのかな、と遠慮してしまう」ということがないように、いつもウェルカムな雰囲気を心がけています。歯医者にお越しになるということは、何かしらお口のことでお困りのはずで、実は問診票に記載したこと以外にも悩んでいる、ということもあります。そういうお悩みを引き出して、満足していただける治療を提供するためにも、お一人おひとりのお話に耳を傾けて、ゆっくりと丁寧に診察いたします。